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サーフボード リペア

ガラスクロスを巻く
ラミネート作業は2回に分けて行います。ここでの紹介は工程1のみ。

・工程1
ガラスクロスを巻き、樹脂を流す。
このときなるべく余分な樹脂は指でそぎ落とす。

・工程2
最初の樹脂が半乾き(約30分後)になったら、ハケを使い樹脂の上塗り(ホットコート)を行います。

工程を2回に分けるのは、ガラスクロスをボード側に密着させるためです。




工程1
ガラスクロスを巻き、樹脂を流す。

使用するガラスクロスは、写真の場合、右角の傷に対して、写真の大きさくらいのガラスクロスを使用します。かなり大きく見えますが、これくらい使用すると強度が増し安全です。


使用するガラスクロス。


まずハケを使いボードに樹脂を塗ります。

その上にガラスクロスを巻きます。

ボードにしっかりとガラスクロスが密着するように両方から手で引っ張ります。

さらに手でガラスクロスを伸ばします。ガラスクロスは素材の特性上かなり伸びます。

密着させたガラスクロスの上からハケを使い樹脂を塗ります。

ガラスクロスと樹脂の間に空気が入らないようにしっかりと樹脂を塗ります。

そのときはなるべく余分な樹脂は指でそぎ落とし、ガラスクロスがボードに密着するようにする。

指で樹脂をそぎ落とした後、さらにヘラを使い樹脂をそぎ落とします。

ハケでレール部分もしっかりと樹脂をそぎ落とします。

ボードの表面までガラスクロスを巻きます。

ガラスクロスの上から樹脂をたっぷりと塗ります。

指で押さえてガラスクロスをボードに密着させます。

はみ出たガラスクロスはそのままにしておきます。

ガラスクロスを巻き終わった様子。

しっかりと樹脂をそぎ落とし、写真のようにガラスクロスの網目が見える状態にして乾かします。



→次の工程へ

職人:河西孝

 ガラスクロスを巻いたときに使用する樹脂の余分な部分はできるだけ指でそぎ落とし、
 ガラスクロスがボードに密着するようにする。

 


 


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