Blue. No.84(10月号)9 月10 日 発売



 

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2大特集

SURFなリノベ! SURFなスケート!

 

新しいもの、旧いもの。どちらもそれぞれ魅力があるのはみんなが知るところ。たとえばサーフボード、カメラ、クルマ
やバイク。いろいろあるけど共通するのは、多様なニーズに応えながら今に至る新しいものはやっぱり快適で、旧いもの
はたいてい不便で手間が掛かる、ってこと。まるで旧いものには魅力がないみたいに聞こえるけれど、「手間ひまが掛か
る」ってダメなことかな? 機械が一瞬でピントを合わせてくれるオートフォーカスは便利だけど、こころの声と相談しな
がら手動でピントを合わせる行為が劣っているとは思えない。手描きのスケッチや焚き火なんかもそう。手間ひまが掛
かるって、尊いのだ。思うに、サーフィンという行為はシンプルでアナログで、僕らはそんな文化をこよなく愛しているも
のだから、旧いものへの愛が深いのかも。今回紹介するリノベーションのあるじたちは、たぶんその想いがだいぶ強くて
濃い人たち。ある人はリノベーションのことを「文化や歴史を引き継ぐこと」なんて、すごく素敵なことを言っていた。サ
ーファーとしても、じつに共感。そんな、ひとりひとりの在り方や理想がこもった渾身のリノベ実例の数々をご覧あれ!
そして今号はリノベーションとスケートボーディングの2大特集!
サーフィンとスケートボーディング、その両方を愛するホリックは意外と少ない。日本は特に少ないと思う。「サーフィン
がうまくなりたい」という理由でスケートを楽しむのは間違いどころか、ひとつの正解。でもね、もしもそれが“陸トレ”と
いう観点だけだとしたら、もったいない気がする。スケートボーディングというカルチャーがもつ創造性、ハート、在り方
は、サーフィン同様にとてつもなくかっこよく、知るほどにリスペクトできる世界だから。オーリー主体のトリックがメイン
ストリームになって以降、サーフィンとスケートはそれぞれ独自の道を歩むようになった感があるけれど、そのルーツは密
接にリンクする。というわけで、最初に書いておこうと思う。このサーフな視点のスケート特集でB l u e .が真にお伝えし
たいことはひと言。どうせ楽しむなら、カルチャーごと楽しもうぜ。乗るだけじゃなく、知ろう。お互いのカルチャーをリス
ペクトしあえれば、サーフィンとスケートボーディングは、さらに輝きを増すはずだ。

 

2020 年9月10日On Sale
¥1.073+tax
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